内部リンクが多いとSEOに有利なの?Googleが推奨する内部リンクの書き方も解説

その内部リンク、本当に関連性の高いページですか?

SEO対策において、「内部リンクをたくさん設置すべき」とアドバイスされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。この説は本当なのでしょうか?
本記事では、内部リンクとSEOの関係性、そしてGoogleが推奨する効果的な内部リンクの設置方法について詳しく解説します。

※内部リンクとは、同じドメイン内のページ同士をつなぐリンクのことです。

内部リンクはSEOに本当に有利なの?

結論から言うと、適切に設置された内部リンクはSEOに有利です。
Google・SEOオフィスアワーのビデオでも次のように明言しています。

Yes, absolutely… Internal linking is super critical for SEO. It’s one of the biggest things you can do on a website to guide Google and visitors to the pages that you think are important
(Google翻訳:はい、もちろんです…内部リンクは SEO にとって非常に重要です。これは、Google と訪問者を重要と思われるページに誘導するために Web サイトで実行できる最も重要なことの 1 つです)

引用元:English Google SEO office-hours from March 4, 2022

では内部リンクがSEOに与える影響とはどういったことがあるのでしょうか。

内部リンクがSEOに与える影響とは

Googleがサイト内を巡回しやすくなり、検索結果にも影響がある

内部リンクによって、Google(のクローラー)は効率よくサイト内を巡回しやすくなり、サイトを認識しやすくなります。
とくに関連のあるコンテンツ同士でリンクをつなぐことにより、サイト内のテーマをGoogleに伝えやすくなるでしょう。

Googleにサイトのテーマを伝えることはとても重要です。
Googleがコンテンツを理解し、コンテンツの内容とユーザーの検索ワードを比較して、ユーザーをそのサイトに誘導すべきかどうかを判断します。
「サイトのテーマをGoogleに伝える」ことは、Google検索結果の表示対象となるための重要なポイントと言えるでしょう。

ただし、「多ければ多いほど良い」というわけではありません
また、少しでも関連があるからといってやみくもに内部リンクを増やさないよう注意も必要です。
Googleの公式ページでは次のような記載があります。

そのページの内容を読者に理解してもらうために役立つ、同じサイト上の別のリソースは何かについてコンテキストを踏まえつつ検討して、それらのページへのリンクを追加します。

1 ページあたりに含まれるリンクの数に関して、理想的な値というものはありません。 ただ、リンクの数が多すぎると感じる場合、実際にそうである可能性が高いと言えます。

引用元:Google のリンクに関するベスト プラクティス

上記の通り、内部リンクの数は制限されていません。
しかしながら、不自然に多い場合、Googleの公式に上記のようにわざわざ記載もあることから逆効果になる可能性も考慮しておくほうがよさそうです。
むやみに内部リンクを設置せず、「ページの内容を読者に理解してもらうために役立つ」ためのリンクを検討しましょう。

サイトのメインテーマと関連性の薄いコンテンツは、Googleの評価が下がることもある

少し話はそれますが、サイトのメインテーマとあまり関連性のないコンテンツページがあるとします。
Googleがそのページをサイトのメインテーマと関連性が薄いと判断した場合、Googleの評価が下がり、関連性の薄いコンテンツ(ページ)は、Googleの検索結果の順位が下がることもあるようです。

海外SEO情報ブログの記事では次のように紹介されています。

HubspotブログがGoogleコアアップデートで大幅ダウン、原因は?
(中略)
トラフィックが減少したページとクエリの分析
過去 6 か月間にトラフィックが減少したブログページの多くは、Hubspot のビジネスに直接関連性の低い、一般的に人気のあるトピックに集中していました。

たとえば、次のようなクエリです。

Famous Quotes(有名な名言)
Shrug Emoji(肩をすくめる絵文字)
Weaknesses in an Interview(面接での弱み)

これらの記事は、一般的な検索語で高いランキングを得ていたものの、Hubspotの主要なビジネス提供内容とは整合性が低いものでした。

引用元:海外SEO情報ブログ「HubspotブログがGoogleコアアップデートで大幅ダウン、原因は?教訓は?

上記のことから、関連性の薄いコンテンツ間のリンクをいくら増やしたところで、SEOに良い影響はないことも覚えておきましょう。

重要なコンテンツ(ページ)をGoogleに伝えることができる

Googleは、内部リンクを重要と思われるページとして認識しています。
あらゆるページに均一にリンクしすぎると、リンク先の重要度や価値が低下してしまう可能性もあり、注意が必要です。
内部リンクの考え方について、Googleは次のように言っています。

You should look at it in a strategic way and think about what do you care about the most, and how can you highlight that with your internal links.
(Google翻訳:戦略的に見て、何を最も重視しているか、それを内部リンクでどのように強調できるかを考える必要があります。

引用元:English Google SEO office-hours from March 4, 2022

例えばサイドバーやフッターに、大量の内部リンクをむやみに設置していませんか?
これは必ずしも効果的でない可能性もあります。
どのページからもリンクされていない孤立したページは問題がありますが(Googleに認識してもらいにくく、ユーザーも見つけられない可能性が高くなる)、本当に必要かつ重要なリンクを検討しましょう。

ユーザー体験の向上

関連情報へのリンクが適切に設置されていることで、ユーザーがもっと情報を得たいと思った際、スムーズに遷移できます。
サイトの回遊率が高まり、サイトの信頼性向上にもつながるでしょう。
しかし、前述と同様に、むやみに内部リンクを設置すればいいということではありません。ユーザーが知りたいと思う情報へ適切に誘導することが重要です。

「内部リンクがSEOにいいから」内部リンクを設置するという考え方ではなく、ユーザーが使いやすいサイト=SEOにもよい影響がある、という考え方でページを作成していきましょう。

Googleが推奨する内部リンクの書き方とは?

リンクテキスト(アンカーテキスト)の基本

テキストにリンクをつける場合

〇良い例:
<a href=”https://example.com/ghost-peppers”>ゴースト ペッパー</a>

×悪い例(空のリンクテキスト):
<a href=”https://example.com”></a>

画像にリンクをつける場合

〇良い例:
<a href=”/add-to-cart.html”><img src=”enchiladas-in-shopping-cart.jpg” alt=”エンチラーダをカートに追加する”/></a>

×悪い例(空の代替テキストとリンクテキスト):
<a href=”/add-to-cart.html”><img src=”enchiladas-in-shopping-cart.jpg” alt=””/></a>

引用元:Google のリンクに関するベスト プラクティス「アンカー テキストの配置」

効果的なテキスト

リンクでよく見る「詳細はこちら」といった一般的な文言をGoogleは推奨していません。

×悪い例(大雑把すぎる):
<a href=”https://example.com”>こちら</a>をクリックして詳細をご確認ください。
<a href=”https://example.com”>詳細</a>。
チーズの詳細については、<a href=”https://example.com”>ウェブサイト</a>をご覧ください。
チーズがどのように作られているかに関する背景情報を詳細に説明する<a href=”https://example.com”>記事</a>を用意しています。

引用元:Google のリンクに関するベスト プラクティス「効果的なアンカー テキストを記述する」

具体的、簡潔であることを推奨しています。

  • 自然であること
  • リンク先のページに関連したキーワードは詰め込まないこと

として、以下のような例を挙げています。

良い例(具体的):
購入できるチーズの完全な一覧については、<a href=”https://example.com”>チーズの種類の一覧</a>をご覧ください。

×悪い例(不自然に長い):
次の火曜日から、<a href=”https://example.com”>Knitted Cow はウィスコンシンにお住まいの方を新装開店イベントにご招待します。最初の 20 人のお客様には、雌牛の形をした氷の彫刻を無料で贈呈いたします</a>。

良い例(簡潔):
次の火曜日から、<a href=”https://example.com”>Knitted Cow はウィスコンシンにお住まいの方を新装開店イベントにご招待します</a>。最初の 20 人のお客様には、雌牛の形をした氷の彫刻を無料で贈呈いたします。

引用元:Google のリンクに関するベスト プラクティス「効果的なアンカー テキストを記述する」

関連記事へのリンクは効果が期待できる

Ahrefs(エイチレフス)のブログチームの記事によると、ブログなどによく見られるページ下部の関連記事へのリンクは効果ありとの報告があがっています。

一部文章を抜粋して引用すると、(関連記事を設置した記事ページと、関連記事を設置しない記事ページのデータを比較したところ)

 I checked our analytics and noticed that when we had the related posts section, people spent more time on the site and viewed more pages. Users were actually clicking these related posts!

(Google翻訳:アナリティクスをチェックしたところ、関連投稿セクションがあると、ユーザーがサイトに長く滞在し、より多くのページを閲覧していることに気付きました。ユーザーは実際にこれらの関連投稿をクリックしていたのです。)

引用元:Does Adding a Related Post Section Help Your Blog? We Tested It

もちろん、本当に関連のある記事へのリンクであることが前提ですが、是非これは取り入れていきたいですね。

ユーザーに親切なリンクなら自ずとSEOに良い効果が期待できる

ここまで、内部リンクがSEOに本当に有利となるかについて解説してきました。

実際有利になることはGoogleも公表していますが、以下に留意して適切なリンクを設置しましょう。

  • 関連性のあるページへリンクさせること
  • やみくもにすべてのページに均等にリンクさせないこと
  • 量ではなく質。重要なページを見極めて戦略的にリンクをつけること
  • リンクテキストは具体的であり簡潔に、自然な文言を使用すること
  • ユーザーに有益となるリンク設計を心がけること

 

鶴岡製作所

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