メタディスクリプションはHTML要素でメタタグのひとつです。
メタタグにはいくつか種類があり、ページ内に表示はされないものの、検索エンジンに情報を伝える役割を担います。
Googleの検索結果に表示される、要約された説明文のことをスニペットと言いますが、通常「meta description(メタ ディスクリプション)」で設定している文章がスニペット(検索結果に表示される短い説明文)に反映されます。
メタディスクリプションはHTML要素でメタタグのひとつです。
メタタグにはいくつか種類があり、ページ内に表示はされないものの、検索エンジンに情報を伝える役割を担います。
Googleの検索結果に表示される、要約された説明文のことをスニペットと言いますが、通常「meta description(メタ ディスクリプション)」で設定している文章がスニペット(検索結果に表示される短い説明文)に反映されます。
HTMLの編集が可能で、headタグ内にメタタグが追加できる方は以下のように記述します。
<head>
<meta name=”description” content=”ここにページの概要を記述します。” />
</head>
標準のWordPressにはページごとに「meta description(メタ ディスクリプション)」の設定ができません。
そのような場合はプラグインを利用するのが手軽でおすすめです。
WordPressの管理画面内、プラグインのページで「新規プラグインを追加」ボタンをクリックし、
「All in One SEO」
「Yoast SEO」
など、利用者数の多い有名なプラグインを検索してインストールを検討してみるのもよいでしょう。
検索で、「サービスやCMS名」+「メタディスクリプション」と検索してみましょう。
例えばWixを利用しているなら
「Wix メタディスクリプション」
などといった具合です。
多くのサービスでは変更方法をご案内していると思います。
多くの場合、メタディスクリプションを設定することで、Googleの検索結果の説明文に反映されます。
しかし、設定しているにもかかわらず、メタディスクリプションとは異なる説明文がGoogleの検索結果に反映されることがあります。
これはなぜでしょうか?
設定後すぐに反映されるわけではありません。場合によっては数週間以上かかるケースもあります。
できるだけ早く反映させたい場合はSearchConsoleでGoogleにクロールを促すとよいでしょう。
メタディスクリプションは設定すれば必ずしもスニペットに反映されるわけではありません。
Googleでは次のようにアナウンスしています。
Google では、ページ上のコンテンツのみから取得できる情報よりもページの概要をユーザーに正確に説明できると判断した場合、ページの
<meta name="description">
タグを使用して、検索結果のスニペットを生成することがあります。
つまり、Googleがメタディスクリプションの内容を採用するのはそれが適切だと判断した場合のみ。
不適切と判断した場合、メタディスクリプションの内容ではなくGoogleが生成するスニペットに変えてしまうことがあるのです。
Googleは、メタディスクリプションに質の高い説明を使用するよう推奨しています。
同時に悪い例も紹介していますのでこちらでいくつか引用させていただきます。
×悪い例(キーワードの羅列):
<meta name=”description” content=”裁縫用品、毛糸、色鉛筆、ミシン、糸、糸巻き、針”>
○良い例(ショップが販売する商品と、営業時間や所在地などの詳細を説明している):
<meta name=”description” content=”次に作る衣服の縫製に必要なすべてのものが揃っています。月曜日~金曜日の午前 8 時~午後 5 時、ファッション ディストリクトにて営業中。”>
×悪い例(同じ説明をすべてのニュース記事に使用している):
<meta name=”description” content=”Whoville のローカル ニュースをお届けします。今日の出来事をご覧ください。“>○良い例(特定のニュース記事の抜粋を使用している):
<meta name=”description” content=”小さな町 Whoville を震撼させる事件が発生しました。重要なイベントの前夜に、地元の高齢男性によって、すべての人々のプレゼントが盗まれました。事件について、今後のリアルタイム情報にご注目ください。”>
×悪い例(ページを要約していない):
<meta name=”description” content=”卵は、すべての人の人生に喜びをもたらします。小さいころ、鶏小屋で卵を採取して、キッチンに持ち込んだことを覚えています。幸せな日々でした。”>○良い例(ページ全体を要約している):
<meta name=”description” content=”小さな町 Whoville を震撼させる事件が発生しました。重要なイベントの前夜に、地元の高齢男性によって、すべての人々のプレゼントが盗まれました。事件について、今後のリアルタイム情報にご注目ください。”>
メタディスクリプションを改善することで、実際にスニペットに反映されるようになった事例も見てきました。
上記のような悪い例でメタディスクリプションが設定されている場合は一度メタディスクリプションの内容を見直してみましょう。
また、キーワードの羅列はNGですが、ユーザーの入力したキーワードがスニペットに含まれていると、文字が太字表示され目立ちます。
クリック率の向上にもつながりやすいため、メタディスクリプションで文章を作成する際には検索キーワードも意識してみるとよいでしょう。
メタディスクリプションそのものは、実はSEOに影響を与えません。
Googleは公式にメタタグがSEOに影響しないことを明示しています。
Googleのアナウンス「GoogleGoogle はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しません」
しかしながら、検索結果のページに表示されることからクリック率に影響を及ぼすと考えられます。
実際にGoogle検索をした時のことを思い返してみましょう。
クリックするきっかけは、検索結果に表示されたタイトルだけでしょうか?
タイトルの下に表示される説明文もクリックするきっかけになっていませんか?
どんなに検索順位が上位でも、自分が探している内容とマッチしなければクリック率は下がります。
しかし、たとえ検索順位が1位でないとしても、説明文が自分の知りたい内容と一致すれば読みたい気持ちにさせられます。
そのため、メタディスクリプションの設定はアクセス数を増やす上で重要な要素です。
英語にはなりますが、SEOの戦略を公開している著名なブログ「Backlinko」の記事によると、
メタディスクリプションを設定しているページは、設定していないページと比べてクリック率が5.8%高い
という結果が紹介されています。
メタディスクリプションは設定しなくても検索エンジンが自動的に生成しますが、より魅力的な内容を伝えてユーザーのクリック率をあげたい場合はやはり独自のメタディスクリプションを設定したいものです。
ここまでGoogleの検索結果に表示させる説明文、スニペットの変更方法やSEOへの影響についてご案内してきました。
メタディスクリプションが直接的にSEOに影響はしないとはいえ、クリック率には大きく関わります。
通常、メタディスクリプションの変更は無料で行えますので、設定していない方は是非すぐに設定してみてください。
メタディスクリプションの設定代行や、どのような内容にすればよいかのご相談なども私たち鶴岡製作所で承っております。
ご相談はこちらからお気軽にご連絡ください。