「ドメインとは何か」の説明を飛ばして、決め方を見たい方はこちら
ドメインとは?
分かりやすく例えるなら、インターネット上の住所です。
どのホームページにも、IPアドレスという最大12ケタの数字が割り当てられているのですが、覚えにくいことから、インターネットをする人が使いやすいように数値を変換したものがドメインになります。
https://aaa.com/
というホームページならば、「aaa.com」がドメイン名になります。
メールアドレスでも使われている
ドメインはホームページだけではありません。
普段使っているメールアドレスにも使われています。
sample@bbb.com
の場合@より後の「bbb.com」がドメインになります。
大きく分けると2つある
ドメインは、大きく分けると「共有ドメイン」と「独自ドメイン」があります。
共有ドメイン
1つのドメインを複数人で共有して利用します。
例えばアメーバブログでは「ameblo.jp」というドメインを複数人で共有していて、1人で所有しているわけではありません。
独自ドメイン
「共有ドメイン」が複数人で共有するのに対し、「独自ドメイン」は1人で所有するドメインで、世界にたったひとつしか存在しません。
他の人が登録していなければ*、自分の好きな文字や数字などを指定して登録できます。
会社・サービス・店舗など、ビジネス目的でホームページを公開するのなら、ドメインに会社名やサービス名称を入れることができますので、独自ドメインがオススメです。
*すでに存在するブランドや商標名などは商標権の侵害にあたるケースもありますので注意が必要です。
ドメインはどのように決めればいい?
ドメイン(ホームページアドレス)の決め方例を見てみましょう。
「会社名」「サービス名」などホームページの内容に合わせる
公開するホームページと関連する名称をドメイン名に含めましょう。
会社名、サービス名、ブランド名、店舗名などに含まれる単語を入れ込むとイメージしやすくなります。
ブログならそのままブログ名をドメインにするのも分かりやすいですね。
できるだけ覚えやすく、分かりやすいこと
無意味な文字の羅列などは怪しいホームページに見え、ドメインをみただけでアクセスするのを躊躇してしまいます。
何を表しているのか分かりやすい単語が好ましいです。
難しいスペルや発音なども極力避けたいです。
長さに気を付ける
ルールとしては63文字以下、英字、数字、ハイフンの使用ができますが長すぎるのはよくありません。
ドメインを入力しないとホームページが見られないような場合、打つ手間もかかりますし、入力ミスも起きやすくなります。
略したほうが分かりやすい場合は略すのもありです。
英語と日本語をローマ字で表記したもの、どちらがよいか?
例えば「整体」
「chiropractic」
「seitai」
どちらがぱっと見で分かりやすいか、瞬時に判断できるかを考えてみましょう。
なんでも英語にする必要はありません。
ローマ字表記のほうが分かりやすいものはローマ字のほうが最適と言えます。
ハイフンは要注意
場合によっては「-」ハイフンがあったほうがよいケースもありますが、利用する際は基本的には1個までにしておくとよいでしょう。
とくに手入力が必要な場合、ハイフンは手間になることが多いです。
com、net、jpどれがいい?
com、net、jpなどはトップレベルドメインと言います。
企業などで信頼を重視するなら「jp」ドメインがオススメです。
ちなみに「jp」ドメインは日本に住所がある企業や団体・個人なら誰でも使えますが、よく見かける「co.jp」は日本の営利法人を表すドメインで、取得するには日本で会社を登記している必要があります。
さらに「co.jp」ドメインは、1社につき1つしか登録できません(例外を除く)。
「co.jp」の費用は他と比べると高めですが、信頼性は高くなりますので、日本の営利法人であれば是非候補に入れてみてください。
ただし「jp」ドメインは「com」や「net」より高くなるケースが多いので、予算を抑えたい場合は「com」や「net」でもよいでしょう。
「com」は世界で最も多く使われているドメインで、comは「Commercial=商用向け」を意味するトップレベルドメインです。
「net」は「com」に次いで人気があり、netは「Network=ネットワーク」の略で、ネットショップやIT関連のホームページでよく使われます。
com、net、jp以外にも様々なトップレベルドメインはありますが、初めてドメインを登録するならまずはこの3つの中から、もしくはco.jpで検討するのが無難です。
ドメインはどこで登録する?
ドメインの登録は慎重に
ドメインは一度登録すると変更ができません。
どうしても変更したい場合は、変更したいドメインが空いているかどうかを確認し、再度登録が必要です。
とくに一度公開してしまったドメインを変更する場合、リダイレクト(転送)の設定や、Googleにまた1からホームページを認識してもらう必要があり、検索結果の順位も下がる可能性があるため、ドメインは慎重に決めましょう。
まとめ
今回は、ドメインの決め方をメインにご案内をしました。
ドメインの決め方
-
- 会社名、サービス名、店舗名などの名称にする
-
- 無意味な文字の羅列は使わない
-
- 長すぎはNG
-
- 必ずしも英語ではなく、ローマ字表記のほうが分かりやすい場合はローマ字表記も検討
-
- ハイフン「-」を使ったほうが分かりやすい場合もあるが、使う際は1つまでにしておく
トップレベルドメイン(comやjpなど)の決め方
-
- 日本で法人登記をしていてまだ「co.jp」を登録していないなら是非「co.jp」を検討
-
- 日本に住所がある企業・団体なら「jp」ドメイン
-
- 費用重視なら「com」「net」
そして最後に、ドメインの変更はできないので、登録する際は慎重に進めましょう、というお話しでした。
もし、自分で登録するのが不安……、サーバーもどこがよいか分からない……という方は、私たち鶴岡製作所でも代行で登録を行っております。
お気軽にご相談ください。