リンク切れはSEOに影響する?

ホームページ内にリンク切れがあると、Googleなどの検索順位を下げる要因にならない?
このような心配はありませんか?
この記事では、リンク切れによるSEOへの影響や、そもそもリンクがSEOにどう影響しているのかなど、解説していきます。
リンク切れを簡単にチェックする方法もご案内していますのでご覧ください。

リンク切れについての説明を飛ばして、SEOへの影響を確認したい人はこちらから

リンク切れとは

リンク切れとは、クリック(またはタップ)した先のページが表示されない状態のことを指します。
例えばホームページの文章内やボタンに「詳しくはこちら」などと記述があり、クリックした移動先のページで「ページが見つかりませんでした」と表示されることがあります。
これがリンク切れです。

リンク切れが起こる原因とは

  • 誤ったURLが指定されている
  • ページが存在しなくなった(ページが削除された)
  • ページのURLが変更になった

などが考えられます。

リンク切れのパターン

リンク切れには大きく分けて2種類あります。

  1. 自社サイト内のリンク切れ
  2. 他社(別ドメイン)サイトへのリンク切れ

さらに付け加えると
他社(別ドメイン)サイトから、自社のサイトへリンクしているケースで、リンク切れになる場合もあります。

リンク切れの状態は、見たいと思ってクリックした先のページが表示されないため、ホームページを見ている人にストレスを与えますが、SEOには影響するのでしょうか?

リンク切れはGoogleの検索結果に悪影響を及ぼす?

結論からいうと、リンク切れはGoogleの検索順位に直接影響しません。

Googleの公式ブログでは次のように書かれています。

Q: ウェブマスター ツールで報告される 404 エラーはサイトのランキングに影響しますか?

A: 404 エラーは、ウェブの動作としてまったく正常なものです。(中略)サイトの一部の URL が存在しなくなったり、404 を返したりしても、検索結果におけるサイトの他の URL(200 (Success) ステータス コードを返すもの)のランキングには影響しません。

 

Q: では、404 エラーがウェブサイトに悪影響を及ぼすことはないのですか?

A: サイトの一部の URL が 404 を返しているということ自体が、サイト所有者の評価や Google の検索結果に影響することはありません。

引用元:404 エラーがサイトに与える悪影響

※404エラーとは:アクセスしようとしたページが存在しないことを示します。

しかしながら、検索順位に影響がないならリンク切れは放置してよいのかと言えばそうではありません。
ホームページを利用する人にとって不便であり、より多くの情報を得たいと思ってクリックしたにもかかわらず、「ページが存在しません」と表示されたページに誘導されることはストレスにもなるでしょう。

また、リンク切れは信頼性の低下を招きます。ホームページが十分にメンテナンスされていない印象にもなりますのでやはり対処をすべきです。

もし自社サイト内でリンク先のページが削除されている場合は、リンクを削除するかリダイレクト(転送設定)を行うなどの対処を行い、リンク切れを改善しましょう。

内部リンクは間接的にSEOにも影響

検索順位のランキングに直接影響しないとお伝えしましたが、間接的な影響はあります。

検索エンジンのクローラーは内部リンクを通じてサイト内のページを巡回します。適切な内部リンク構造により、

  • 新しいページの発見が容易になる
  • インデックス化のスピードが向上する(Googleなどの検索結果に表示されるスピードが向上)
  • サイト構造の理解を促進する

などの効果が期待できます。

悪影響はなくても、適切なリンクはSEOに効果的と考えられ、ユーザーの使い勝手も向上します。様々な観点から定期的なメンテナンスと改善を行うことを心がけましょう。

※内部リンクとは
同じドメイン・Webサイト内の異なる場所やページに移動できるリンクのことです

リンク切れのチェック方法

無料でカンタン!リンクチェッカー・dead-link-checker.com

リンク切れを確認したいホームページのURLを入力するだけで調べることができます。
無料で利用でき、登録やダウンロードの必要もないため手軽に利用できます。

リンクチェッカー(リンク切れチェックツール) dead-link-checker.com

 

WordPressなら「Broken Link Checker」というプラグイン

「Broken Link Checker」というプラグインでリンク切れを監視できます。

WordPressの管理画面で、プラグイン>新規追加で検索窓に「Broken Link Checker」を入力しインストールを行います。

とても便利なプラグインなのですが、プラグインがリンク切れをチェックしている間は負荷がかかり、ホームページを読み込む速度の低下が懸念されます。
パフォーマンスを防ぐために、1時間ごとに実行する設定やサーバーの負荷を制限する設定などもありますので上手に使いこなすとよいでしょう。場合によっては必要な時のみ有効化するのも手段のひとつです。

リンク切れと404は同じ?

リンク切れと404エラーは関連していますが、厳密には異なる概念です。

404エラーとは?

404エラーは、ウェブサーバーがリクエストされたページを見つけられない場合に返すHTTPステータスコードです。
これは「Not Found(見つかりません)」を意味し、アクセスしようとしたページが存在しないことを示します。404エラーは、リンク切れの結果として表示されることが多いですが、他の原因でも発生することがあります。例えば、URLの入力ミスやサーバー設定の問題などです。

リンク切れは定期的にチェックして改善していきましょう

この記事ではリンク切れについてお伝えしました。

SEOへの影響、ユーザーの使い勝手、信頼性など、様々な観点からリンク切れは放置せず、適切に対処を行って自社サイトの質をあげていきましょう。

ホームページに関することならお気軽にご相談ください

私たち鶴岡製作所は、足立区にあるホームページ・デザイン制作会社です。
ホームページの新規制作または全面リニューアルを承っております。
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