なんといっても出費を抑えられるということにつきると思います。
初心者の方にとって最大かつ唯一のメリットと言えるかもしれません。

多少ホームページのことを知っている方なら、サーバーを借りてWordPress（ワードプレス）で作るという方もいらっしゃると思いますが、そもそもサーバーってどうすればいいの？WordPressって何？という方にはWordPressでホームページを作るのは少々ハードルが高いでしょう。

そんなホームページ初心者の方には、専門知識が必要なく無料で利用できるサービスがおすすめです。
とはいえ無料で利用できるがゆえのデメリットもあります。

例えばWixの無料プランでは

「広告が表示される」
「独自のドメインが使えない」※

などのデメリットがあります。
とくに広告がページの途中で表示されてしまうと読み進めにくく、信頼性の低下にも繋がりやすいのでホームページを見ている途中で離脱されてしまう可能性もあります。

ホームページを作るってどんなもの？というお試しにはよいと思いますので、まずは登録して試してみるのもよいと思います。

Wixはこちらから

※独自のドメインとは
「ysfactory.net」こちらは独自ドメインになりますが、Wixの無料プランではこのドメインは利用できません。その代わり「ysfactory.wixsite.com/」などのように「wix」の文字がホームページのURL内に表示されます。

ホームページサービスの仕様によりますが、例えば無料のホームページ制作サービスを利用された場合はご自身で作成するので、ホームページを公開した後も任意でホームページの内容を修正できるでしょう。

制作会社に頼んでホームページを作った場合、作り方にもよりますが、毎回更新の依頼を連絡して費用を払って……となると時間もお金もかかります。
自分で更新できるホームページであればそういったことがなくなりますね。
さらに思いついたらすぐに修正できるので待ち時間もなく、常に新しい情報を発信できるメリットがあります。

結局自分でホームページを作るのを諦めた……という方も多いのですが、その原因のひとつとして時間がかかるという点です。

では具体的にどういったことに時間がかかるのでしょうか？

ホームページを自分で作りたいと思ったからには必ず理由があると思います。

• • ●お店のことを知ってもらいたい

• • ●一人でも多くのお客さんに来てもらいたい

• • ●新しい人材を雇いたい

など、当たり前のことだったとしても、一度書き出してみましょう。

なぜ、目的を書き出すのか。

それは、ホームページを作っているうちに、目的とずれてしまうことが多々あるからです。

初めは1人でも多くのお客さんに来てもらいたいと思ってホームページの作成をスタートしたのに、作っているうちに、いかにかっこいいデザインにするかという目標に変わってしまうことなどがよくあります。

近所で一人暮らしをする30代男性が主なお客さんなのか、親子連れのファミリー向けなのか、70歳以上の高齢のご夫婦なのか。

一番誰に見てもらいたいかを考えてみましょう。
誰に向けたホームページなのかを明確にすることで、発信する情報が変わってくることもあります。

どういった人に○○をしてもらいたいからホームページを作る、ということが見えてきたら、具体的にホームページに掲載する情報を考えましょう。
途中でぶれることが少なくなり、建設的にホームページの制作を進めることができます。

お店の写真を撮影したり、素材集からイメージ写真をダウンロードしたり、事前に準備しましょう。

素材集の写真は、有料サービスのほうが数・種類、そしてクオリティが高いものが圧倒的に多いのですが、無料で写真が使えるサービスもあります。

写真AC

ぱくたそ

などを利用するのもひとつの手段です。

無料サービスでデザインが選べるようであれば、見る人が気に入ってくれそうな、見やすそうなデザインを選びましょう。
ポイントとしては、自分が気に入ったデザインではなく、ホームページを見る人が気に入りそうなデザインを選ぶことです。

あとは事前に用意したテキストや写真を入れていきます。

1ページで済ませるホームページもあれば、たくさんの情報があって複数ページ必要なホームページもあると思います。

制作会社の現場では、サイトマップやワイヤーフレームなどの設計段階があります。
設計は少々専門的な話になってきますので、自分で作るホームページでは、まず1ページで完結させるつもりでやってみるとハードルが低いと思います。

1ページにまとめてみて、ちょっとさすがにボリュームが多そう……と思ったら複数ページの展開を考えてみるとよいでしょう。

準備ができたら、最後に公開です。

サービスによっては何人の人がホームページを見てくれたかなどの数値が見られるものもあるかもしれません。
そのようなサービスがない場合も、Googleが無料で提供しているアクセス解析のサービスもなどもあります。

公開したら、どれくらいの人がアクセスしているのか分かったほうが楽しいと思いますので、是非アクセス解析のサービスも利用してみるとよいと思います。